GLEIF

オープンデータ



取引主体識別子 (LEI)によって主要参照情報に接続すると、金融取引に参加する取引主体を明確かつ一意に識別することができます。参照データは、LEIで識別可能な取引主体の情報を提供します。「共通データファイルフォーマット」は、LEI発行組織によるLEIやLEI参照データの報告形式を規定します。簡単に言うと、一般に公開されたLEIデータプールは、グローバル市場の透明性を大幅に高めるための国際的なディレクトリーとみなすことができます。

LEIデータ全体への素早く容易なアクセスを提供するため、Global Legal Entity Identifier Foundation (GLEIF)は、グローバルLEIインデックスを公開しました。これには、当局の中央リポジトリーの関連参照データなど、過去および最新のLEI記録が含まれています。グローバルLEIインデックスは、オープンで標準化された高品質の取引主体参照データを提供する唯一のグローバルなオンラインの情報源です。 GLEIFのウェブサイトでは、GLEIFが開発したWebベースのLEI検索ツールを利用して、関係者は誰でも容易にLEIデータプール全体にアクセスし、検索を行うことができます。

LEIや、GLEIFとLEI発行組織の関係を規定する契約の枠組みである基本契約書など、GLEIFのウェブサイト上のデータはクリエイティブ・コモンズ(CC0)ライセンスで提供されています。クリエイティブ・コモンズは、創造性と知識の共有を可能にする無料の法的ツールを提供する非営利組織です。

GLEIFは2016年1月に、正式に国際オープンデータ憲章を承認しました。憲章では、オープンデータを「誰でも、いつでも、どこでも、自由に利用、再利用、再配布が可能なように、技術的、法的特性を備えた公開デジタルデータ」と規定しています。

世界中の部門間で共有されたオープンデータの原則、基準、規範のさらなる採用、実施を促進する一貫性と協力を促すことが、国際オープンデータ憲章の包括的な目的です。

オープンデータ憲章の支持者は、「データへのアクセスや、データの公開、使用の基礎となる6つの原則に従うことに同意」します。これにより、データについて以下が義務付けられます:

  1. はじめからオープンであること。
  2. タイムリーかつ包括的であること。
  3. アクセスや使用が可能であること。
  4. 比較や相互運用が可能であること。
  5. ガバナンスの改善や市民のエンゲージメントを目的とすること。
  6. 包括的な開発や技術革新を目的とすること。

GLEIFはオープンデータ憲章を完全に支持し、定められた6つの原則に誇りを持って従います。

詳しくは以下のリンク先をご覧ください。