LEIデータ LEIデータへのアクセスと利用

レベル2データ:誰が誰の親会社なのか



取引主体識別子(LEI) は、LEIで識別可能な取引主体についての情報を提供する主要な参照データにつながっています。

取引主体の公式名称や登録住所など、LEI参照データで入手可能になっている名刺情報は、「レベル1」データと呼ばれます。このデータは、「誰が誰なのか」について答えを提供します。さらに、LEIデータプールには、「誰が誰の親会社なのか」という質問に答える 「レベル2」データ が含まれています。具体的には、LEIを保有または取得している取引主体は、「直接的な会計連結親会社」だけでなく、「最終的な会計連結親会社」を報告します。(取引主体が提供する直接かつ最終的な親会社情報に関する統計の詳細については、グローバルLEIシステムビジネスレポート を参照してください。)

その結果、Global Legal Entity Identifier Foundation(GLEIF) は、オープンで標準化された高品質のLEIデータに基づき企業の点を世界的につなぐことを可能にする、唯一かつ無料のデータソースを提供できるようになります。

世界中の企業の点をオープンで標準化された高品質のLEIデータでつなぎます。

LEI登録者の直接親会社や最終親会社がLEIを取得している場合、親会社のLEIは、子会社のLEI記録と共に公開されます。同様に、LEIを取得した別組織の直接親会社や最終親会社である組織のLEI記録では、子の取引主体のLEIを表示します。

グローバルLEIシステムで直接親会社および最終親会社についてのデータを収集する際の原則は、2016年3月に 規制監視委員会が発行した専用の方針文書 に規定されています。データ収集は、2017年5月に開始されました。

GLEIFは、グローバルLEIインデックスを公開しています。これには、当局の中央リポジトリーの関連参照データなど、過去および最新のLEI記録が含まれています。GLEIFは、公開されたLEIデータプールにアクセスする様々な手段を提供しています。選択したLEIデータプールへのアクセスモードに従って、ユーザーは、強化された参照データや、LEIにマッピングされた他の識別子などのLEI記録に関連する追加情報を入手できます。

関係者は誰でも、完全なLEIデータプールに無料でアクセスして検索することができ、登録は不要です。LEIデータプールへのアクセスについて、GLEIFが提供する様々な手段を調査するには、これらのウェブサイトの専用ページを参照してください:

LEI発行組織がレベル2データを報告し、GLEIFが開発した関連する技術文書をダウンロードする方法についての詳細は、これらのGLEIFウェブサイトの専用ページを参照してください: