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GLEIFの電子ブック:LEI:発展途上国において金融包摂を推進させるための鍵



世界中の中小企業(SME)は、強固な企業の認証情報を持っていません。そのため、発展途上国を中心に、貿易金融へのアクセスやパートナーシップの構築に苦労している企業は、数百万社にのぼります。こうした状況は、世界のデジタル経済の成長を妨げている大きな障害となっています。

企業のIDとして国際的に認識され標準化された取引主体識別子(LEI)を活用すれば、こうした問題を解決できます。

この電子ブックでは、発展途上国の金融機関が、どのようにして登録エージェントとなり、SMEの顧客にLEIを取得させることで、金融包摂を大幅に高められるかを明らかにしています。このプロセスを活用すれば、国内市場と国際市場の両方において、SMEの貿易金融へのアクセスが拡大されて、その参加を広げられ、最終的に経済発展を活気づけるために必要な海外からの資金流入を増やせるでしょう。

また、電子ブックでは、ジンバブエで生じているこのような初めてのイニシアティブについても詳しく説明されており、GLEIF、NMB Bank Limited、LSEG(ロンドン証券取引所グループ)、Cenfri and Cornerstone Advisory Plusは、域内の枠を超えてSMEの経済の潜在力を高めるために協働しています。アフリカ大陸を中心にSMEに金融包摂を広げることを目的とした国際的な主力プロジェクトは、本日開始されました。このミッションは、ドイツ国際協力公社(GIZ)を通じて、ドイツ連邦政府の支援を受けて資金調達されました。


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