グローバル LEI 財団(GLEIF)は、無料で公開される四半期毎の LEI システム・ビジネス・レポートにより、世 界中の最新の LEI データへの無制限のアクセスを提供するオープンなアプローチを含む、その継続的 な透明性イニシアティブを誇りに思う。この「数字で見る LEI」ブログ・シリーズを通じて、GLEIF は、最新報告書から主要データを取り上げ、 LEI の世界的展開の傾向を説明し、成功事例を紹介することを目指す。
グローバル LEI システムは 2025 年に持続的な拡大を見た。35 万 5 千を超える LEI が新たに発行され、有効な LEI の総数は 293 万超に増加した。これは、2024 年の 11.5%から 13.5%の力強い年間成長率に相当する。
インドは、2025 年に再び最も高い LEI 成長率(49.2%)を示し、有効な LEI 人口で第 2 位の法域の地位を維持した。 これは、銀行の全ての大企業の借り手に対する LEI の段階的導入に続くものであり、より大きな信頼と透明性を促進するために LEI をインド経済の中に組み込んだ積極的な規制アジェンダの継続を示すものである。
欧州連合(EU)のデジタル・オペレーショナル・レジリエンス法(DORA)の適用も、2025 年を通じて LEI の導入に大きな影響を与え、資本市場以外での主要な導入を示唆した。DORA は、金融機関に対し、アクティブな LEI 又は欧州一意識別子(EUID)を使用して、EU 登録の全ての ICT サービス・プロバイダーを識別することを求めており、LEI は EU 域外に登録された組織の唯一の識別子として義務付けられている。これは、特にラトビア(35.1%)とリトアニア(26.1%)の力強い成長を牽引した。
その他では、アラブ首長国連邦(22.3%)及びサウジアラビア(18.7%)において、地元の LEI 発行者の市場活動が目覚しい LEI 採用を促進した。これらの国・地域は、2025 年の LEI 増加率で 4 位と 5 位にランクされ、グローバルな市場との結びつきを強めつつある主要な経済ハブとしての台頭を強調している。
LEI 更新の継続的な改善は、規制監視委員会(ROC)及び GLEIF の継続的な優先事項である。例えば、LEI の記録が最新であり、関係報告が完全であるかどうかを世界のデータ・ユーザーに明 確にするため、ポリシー適合フラッグが開始された。ROC 及び GLEIF の代表からなる専門タスクフォースもまた、更新を奨励し、最新かつ完全なデータ 報告を促進するための更なる戦略的機会を分析・検討している。
取引主体 ID の検証及び確認に関与する金融機関及びその他の監督下にある組織が、認定された LEI 発行者と協力して、顧客の LEI を取得し維持することを可能にする検証エージェント・ネットワークの継続的な拡大は、こ の点で重要な役割を果たす。2025 年末現在、アフリカ、オーストラレーシア、中国、欧州、インド、中東及び北米にまたがる 23 の検証エージェントが存在する。