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数字で見るLEI:グローバルな透明性とデジタル化の推進が 2025 年の LEI 採用を促進

世界経済のデジタル化が加速する中、LEI 採用を促進する規制・市場主導のイニシアティブの収束 は、国境やエコシステムを越えたより一層の開放性、説明責任、相互運用性の緊急の必要性を実証 している。


著者: アレクサンドル・ケシュ

  • 日付: 2026-01-26
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グローバル LEI 財団(GLEIF)は、無料で公開される四半期毎の LEI システム・ビジネス・レポートにより、世 界中の最新の LEI データへの無制限のアクセスを提供するオープンなアプローチを含む、その継続的 な透明性イニシアティブを誇りに思う。この「数字で見る LEI」ブログ・シリーズを通じて、GLEIF は、最新報告書から主要データを取り上げ、 LEI の世界的展開の傾向を説明し、成功事例を紹介することを目指す。

グローバル LEI システムは 2025 年に持続的な拡大を見た。35 万 5 千を超える LEI が新たに発行され、有効な LEI の総数は 293 万超に増加した。これは、2024 年の 11.5%から 13.5%の力強い年間成長率に相当する。

インドは、2025 年に再び最も高い LEI 成長率(49.2%)を示し、有効な LEI 人口で第 2 位の法域の地位を維持した。 これは、銀行の全ての大企業の借り手に対する LEI の段階的導入に続くものであり、より大きな信頼と透明性を促進するために LEI をインド経済の中に組み込んだ積極的な規制アジェンダの継続を示すものである。

欧州連合(EU)のデジタル・オペレーショナル・レジリエンス法(DORA)の適用も、2025 年を通じて LEI の導入に大きな影響を与え、資本市場以外での主要な導入を示唆した。DORA は、金融機関に対し、アクティブな LEI 又は欧州一意識別子(EUID)を使用して、EU 登録の全ての ICT サービス・プロバイダーを識別することを求めており、LEI は EU 域外に登録された組織の唯一の識別子として義務付けられている。これは、特にラトビア(35.1%)とリトアニア(26.1%)の力強い成長を牽引した。

その他では、アラブ首長国連邦(22.3%)及びサウジアラビア(18.7%)において、地元の LEI 発行者の市場活動が目覚しい LEI 採用を促進した。これらの国・地域は、2025 年の LEI 増加率で 4 位と 5 位にランクされ、グローバルな市場との結びつきを強めつつある主要な経済ハブとしての台頭を強調している。

2026年に向けて

この 1 年を振り返ると、透明性向上を求める規制当局のイニシアティブの収斂と、グローバル 経済全体のデジタル化をサポートするための自主的な取組みの拡大は、国境やエコシステム を越えたより一層の開放性、説明責任、相互運用性の緊急の必要性を強調している。

これに対し、GLEIF は、検証可能な組織 ID、ひいては信用をあらゆる取引関係に組み込むことにより 経済成長を加速するため、LEI 及び検証可能な LEI(vLEI)の利用拡大に引き続きコミットする。

主要な優先事項は以下のとおり:

  • 決済の透明性に関する金融活動作業部会(FATF)勧告 16 に LEI が画期的に包摂されたことを受け て、より迅速、より安価、より安全な国境を越えた決済を可能にする。

  • より効率的で信頼される貿易を促進するため、グローバルなバリューチェーンのデジタル化 を支援する。

  • グローバルスタンダードに沿った、責任ある、コンプライアントで革新的なデジタル資産市 場の育成。

これは、世界的なグローバル LEI システムの範囲と適用範囲を拡大するための継続的なイニ シアティブ、新たなユースケースやセクターにわたる組織 ID のイノベーションを推進するための協 力へのコミットメント、及びデータの質への持続的な焦点に支えられる。

2025 年第 4 四半期のスポットライト

2025 年第 4 四半期は 8 万 9,000 LEI が発行され、前四半期の 8 万 1,000 LEI から増加した。これは四半期ベースで 3.1%の成長率である。インド(8%)の伸びが最も高く、リトアニア(6%)、アラブ首長国連邦(5.7%)、ラトビア (5.5%)、フランス(4.6%)が続く。

フランスが成長率上位5カ国に入ったのは今回が初めてである。フランスは、Global Systemically Important Banks (G-SIBs) (欧州の法域で最多)の 3 行の本拠地であり、LEI は DORA コンプライアンスをサポートするため、国境を越えた継続的かつ一貫性のある曖昧性のない事業体の識別を可能にする上で重要な役割を果た している。主要な決済コリドーとしてのフランスの地位も、EU のインスタント・ペイメンツ規制(IPR)に沿ったより効 果的な受取人の検証をサポートするために、LEI の利用を増加させた。

LEI 更新の促進

全体の LEI 更新率は、前四半期の 57.1%から 2025 年第 4 四半期は 56.7%へと僅かに低下した。EU では、更新率は 61.2%に低下した。しかし、EU 域外の法域における更新の継続的な上昇は続き、49.5%に上昇した。更新率が最も高かった国・地域は、日本(90%)、フィンランド(83.1%)、インド(79.3%)、 ドイツ(72.9%)、サウジアラビア(72.2%)であった。

LEI 更新の継続的な改善は、規制監視委員会(ROC)及び GLEIF の継続的な優先事項である。例えば、LEI の記録が最新であり、関係報告が完全であるかどうかを世界のデータ・ユーザーに明 確にするため、ポリシー適合フラッグが開始された。ROC 及び GLEIF の代表からなる専門タスクフォースもまた、更新を奨励し、最新かつ完全なデータ 報告を促進するための更なる戦略的機会を分析・検討している。

取引主体 ID の検証及び確認に関与する金融機関及びその他の監督下にある組織が、認定された LEI 発行者と協力して、顧客の LEI を取得し維持することを可能にする検証エージェント・ネットワークの継続的な拡大は、こ の点で重要な役割を果たす。2025 年末現在、アフリカ、オーストラレーシア、中国、欧州、インド、中東及び北米にまたがる 23 の検証エージェントが存在する。

LEI データ形式に関する ROC の方針に関し、6,600 以上の主体が政府機関として確認され(2025 年第 3 四半期の 6,500 から増加)、81 の主体が国際機関として確認された。153,000 を超える取引主体がファンド関係構造を報告し、前四半期から約 2,000 の増加となった。

LEI の発行状況と成長の可能性、グローバル LEI システムにおける LEI 発行組織間の競争 の程度、レベル 1 及びレベル 2 参照データに関する更なる詳細を含む報告書全文は、グローバル LEI システムビジネスレポートのページを参照。

読者は、2022 年 3 月に規制監視委員会(ROC)の方針に基づいて CDF のフォーマットが更新された ことに留意されたい:グローバル LEI システムにおける取引主体イベント(旧称「コーポレート・アクション」)及びデータ 履歴グローバル LEI システムにおけるファンドの関係及び投資ファンドの登録のためのガ イドラインに関する方針LEI Eligibility for General Government Entities ガイダンス文書

最新の LEI データを日々確認することに興味がある場合、グローバル LEI システム統計ダッシュボードは、発行された LEI の総数及び有効数に関する日々の統計を含む。この機能により、どのユーザーも地域別に過去のデータをレビューすることが可能となり、LEI の全体的な進捗に関する透明性が高まる。

詳細又は過去のデータへのアクセスについては、グローバル LEI システム・ビジネス・レポート・アーカイブ を参照。我々は、2026 年の LEI 普及を推進し続ける中で、四半期毎に進捗状況を共有することを楽しみにしている。

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著者について:

アレクサンドル・ケシュはGlobal Legal Entity Identifier Foundation (GLEIF) のCEOです。

GLEIF入社以前、アレクサンドル・ケシュは、SIX Digital Exchangeでデジタル証券部門の責任者を務めていました。アレックスは、取締役会のメンバーとして、販売および関係管理、製品開発、ビジネス設計、エコシステムの拡張など、デジタル証券事業部門の全責任を担っていました。

アレックスは過去25年間にわたり、BNY Mellonで金融、SWIFTで決済/証券インフラストラクチャと標準、Onchain Custodian (ONC) と最近ではCiti Venturesでブロックチェーンとデジタル資産を組み合わせたユニークなキャリアを築いてきました。アレックスはONCの共同創設者兼CEOとして、シンガポールと上海を拠点とするチームを率い、暗号資産やその他のデジタル資産の保管およびプライムブローカレッジサービスをゼロから構築しました。Citi Venturesのブロックチェーンおよびデジタル資産担当ディレクターとして、ブロックチェーン技術とデジタル資産の新しいユースケースについて、ヨーロッパのエコシステムと連携するためのチームを構築しました。

アレックスは業界および標準化の取り組みにも携わっています。ISO 24165デジタルトークン識別子(DTI)を制定したISO TC 68/SC8/WG3の議長であり、DTI Foundation製品諮問委員会のメンバーです。また、最近ではグローバルデジタルファイナンス (gdf.io) 保管ワーキンググループの共同議長も務めました。

アレックスは、Onchain Custodianの構築と並行して、翻訳の学士号と、Quantic School of Business and TechnologyのエグゼクティブMBAを取得し、理論を即座に実践に移してきました。


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データ管理, データ品質, オープンデータ, グローバルLEIインデックス, Global Legal Entity Identifier Foundation (GLEIF), 法人形態コードリスト