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数字で見るLEI稼動 LEI 数が 2026 年第 1 四半期に 300 万を突破

最新のマイルストーンは、取引主体識別子(LEI)のセクターや地域を超えた利用拡大を反映し、グ ローバル LEI システムが、実績があり、標準化され、国際的に認知された組織 ID 管理インフラストラク チャー及びグローバルなデジタル公共インフラストラクチャー(DPI)としての地位を再確認している。


著者: アレクサンドル・ケシュ

  • 日付: 2026-04-28
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グローバル LEI 財団(GLEIF)は、世界中の最新の LEI データへの無制限のアクセスを提供するオープン・ アプローチを含む、継続的な透明性イニシアティブを誇りとしている。この「数字で見る LEI」ブログ・シリーズを通じて、GLEIF は最新報告書から主要なデータを取り上げ、世界的な LEI 展開の傾向を説明し、成功事例を紹介する。

グローバル LEI システムは、2026 年第 1 四半期に新たな大きな節目を超えた。全世界から約 10 万の組織が LEI の取得を選択した-規制上の義務付けへのコンプライアンス をサポートするためか、信頼性と透明性の向上から生じる重要な商業的便益を実現するためか、或いはその 両方の組み合わせか。

このような積極的な採用により、稼動中の LEI の総数は 300 万を超え、最終的には四半期末までに 302 万に達した。これは、四半期ベースで 3.4%の力強い成長率であり、稼動中の LEI と取引主体が業務を停止したため引退した LEI の両方を含む LEI の総数を 326 万超とした。

グローバル LEI システムの規模とカバー範囲の拡大は、実績ある国際的に認知された組織 ID 管理イ ンフラストラクチャー及びグローバルなデジタル公共インフラストラクチャー(DPI)としての LEI の位 置を更に再確認するものである。決済、グローバル・バリュー・チェーン、デジタル資産市場など、LEI の伝統的な起源である資本市 場を超えた採用の拡大は、国境やエコシステムを越えた透明性、説明責任、相互運用性の向上に対する緊急 かつ拡大するニーズを反映している。このため、GLEIF は、より多くの組織、産業及び経済のために、LEI 及び検証可能な LEI(vLEI)の両方の普及を促進するために協調して取り組んでいる。

欧州連合のデジタル・オペレーショナル・レジリエンス法(DORA)の継続的な適用は、2026 年第 1 四半期の LEI 普及の促進要因であり、2025 年を通じて見られた傾向を維持している。ラトビアは 11.5%と法域レベルで最も高い成長率を示し、リトアニア(5.9%)及びルーマニア(5.7%) も発行の力強い増加を見た。

インド(8.1%)でも力強い成長が続いた。最新の規制の進展は、3 月にインド準備銀行(RBI)が、RBI が規制する金融市場において、居住者・ 非居住者を含む全ての市場参加者に LEI を義務付ける基本方針を発表したことによる。これは、国債、金 融市場商品、外国為替(FX)商品、デリバティブにわたる既存の LEI 要件を統合するものである。

その他では、グローバル LEI システムの拡大が、ブラジルにおける顕著な成長(9%)によって実証された。現地の LEI 発行者の市場活動に加え、ブラジル中央銀行(BCB)は規制の枠組みを準備中であり、そ れは、他の前進の中で、G20 ロードマップに整合するため、国境を越えた決済における LEI の統合を可能にする。

グローバル LEI システムは、正確性、最新性及び有用性を確保するために定期的に再検証されるオープ ン、標準化された質の高いデータにより、あらゆる場所、あらゆる人々を支援し、世界経済全体の信頼 と透明性を促進する。LEI システム業務報告書(四半期)の中で追跡される主要なデータ・ポイントは以下のとおりである:

  • 更新率

グローバル LEI システムは、取引主体及び LEI 発行者の双方が取引主体参照データを少なくとも年 1 回見直し、再検証することを確保する年次更新プロセスにより、取引主体データが最後に検証された時 期に関する絶対的な透明性を提供するユニークなシステムである。

新規発行の力強い伸びは、2026 年第 1 四半期の堅調な更新により再び補完され、全体の更新 率は 56.6%で安定を維持した。EU 域内の更新率は 61.1%とやや低下したが、非 EU 域内の更新率が 49.6%に上昇したのは、主に米国と英国が引き続き上昇したためである。

更新率が最も高かったのは、日本(89.3%)、フィンランド(81.8%)、インド(77.6%)、ドイツ(74.5%)、サウジアラビア(73.9%)であった。

  • 裏付け

裏付けとは、GLEIF 登録当局参照データリスト( )に掲載されている権威ある情報源に対し、取引主体及びその参照データ(名称、住所、法的形態、企業構造等)の存在を検証するプロセスである。LEI 発行者は、取引主体から提供された情報を、一般に入手可能な権威あるデータと比較することにより 検証する。

2026 年第 1 四半期末現在、87.6%の LEI が完全に裏付けされている。これは、全ての参照デー タ要素が公的な権威ある情報源と照合して検証されたことを意味する。

  • 親情報の報告

取引主体の直接の親会社及び最終的な親会社、またその逆の親会社を識別することは、「誰が誰 を所有するのか」という疑問に答えるものである。これにより、ユーザーは点と点を結ぶことができ、企業グループ全体の所有構造をより深く洞察することができる。

2026 年第 1 四半期、313 万を超える LEI 登録者(稼動中の LEI 総数の 99%に相当)がその直 接の親会社及び最終の親会社に関する情報を報告した。今四半期に新規発行 LEI を取得又は既存の LEI を更新した LEI 登録者の 100%が親会社情報を報告した。

  • ファンド関係の報告

LEI を有する多くの取引主体は投資ファンドである。ファンド・エンティティと投資ファンドの世界的な関係をより良く理解するため、3つの主なタイプのフ ァンド関係が特定される:ファンド管理エンティティ、アンブレラ構造、マスターフィーダー構造。

2026 年第 1 四半期、155,000 を超える取引主体がファンド関係のストラクチャーを報告し、前四半 期より 3,000 近く増加した。このうち、66.8%がメイン運用会社によって運用されるファンドであり、32.6%がアンブレラファンドのサブファンド、0.6%がフィーダーファンドであった。

  • 事業体の分類

政府機関および国際機関特有の考慮事項に対処し、高いデータ品質を確保するため、政府機関および国際機関を特定するための専用カテゴリーが設けられた。2026年第1四半期には、6,700以上の事業体が政府機関として特定され(2025年第4四半期の6,600から増加)、82の事業体が国際機関として特定された(2025年第4四半期の81から増加)。

LEI 発行の現状と成長の可能性、グローバル LEI システムにおける LEI 発行機関間の競争レベ ル、レベル 1 及びレベル 2 参照データに関する更なる詳細を含む報告書全文は、グローバル LEI システムビジネスレポートのページを参照。

最新の日次 LEI データのレビューに関心がある場合、グローバル LEI システム統計ダッシュボードは、発行された LEI の総数及び有効数に関する日次統計を含む。この機能は、現在、全ての利用者が地域別に過去のデータをレビューすることを可能にし、LEI の全体的な進捗に関する透明性を高めている。

詳細又は過去のデータへのアクセスについては、グローバル LEI システム・ビジネス・レポート・アーカイブ を参照。

我々は、2026 年の LEI 普及を推進し続ける中で、四半期毎に進捗状況を共有することを楽しみにしている。

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著者について:

アレクサンドル・ケシュはGlobal Legal Entity Identifier Foundation (GLEIF) のCEOです。

GLEIF入社以前、アレクサンドル・ケシュは、SIX Digital Exchangeでデジタル証券部門の責任者を務めていました。アレックスは、取締役会のメンバーとして、販売および関係管理、製品開発、ビジネス設計、エコシステムの拡張など、デジタル証券事業部門の全責任を担っていました。

アレックスは過去25年間にわたり、BNY Mellonで金融、SWIFTで決済/証券インフラストラクチャと標準、Onchain Custodian (ONC) と最近ではCiti Venturesでブロックチェーンとデジタル資産を組み合わせたユニークなキャリアを築いてきました。アレックスはONCの共同創設者兼CEOとして、シンガポールと上海を拠点とするチームを率い、暗号資産やその他のデジタル資産の保管およびプライムブローカレッジサービスをゼロから構築しました。Citi Venturesのブロックチェーンおよびデジタル資産担当ディレクターとして、ブロックチェーン技術とデジタル資産の新しいユースケースについて、ヨーロッパのエコシステムと連携するためのチームを構築しました。

アレックスは業界および標準化の取り組みにも携わっています。ISO 24165デジタルトークン識別子(DTI)を制定したISO TC 68/SC8/WG3の議長であり、DTI Foundation製品諮問委員会のメンバーです。また、最近ではグローバルデジタルファイナンス (gdf.io) 保管ワーキンググループの共同議長も務めました。

アレックスは、Onchain Custodianの構築と並行して、翻訳の学士号と、Quantic School of Business and TechnologyのエグゼクティブMBAを取得し、理論を即座に実践に移してきました。


この記事のタグ:
データ管理, データ品質, Entity Legal Form (ELF) Code List, オープンデータ, グローバルLEIインデックス, Global Legal Entity Identifier Foundation (GLEIF)